嘘喰い ネタバレ・考察・解説 【ラビリンス編】 vs 雪井出

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はじめに

嘘喰い解説、第二回目です。

二回目はラビリンス編となります。梶は「懲役ギャンブル」と言ってました。

ラビリンス編は「vs 雪井出」と「vs 箕輪・天真」の二つがあるため、分けて解説していきます。

では、解説していきます。

ルール・立会人

ルール

互いの作成した迷路を攻略しあうゲーム。

  1. 各プレイヤーは、6×6 のマスに壁を配置し、迷宮を作る。 壁の数は最初に決めて双方が同数配置する。15–20位が適当であり、26以上だと行くことが出来ないマスができる。スタートとゴールが壁によって分断されていてはいけない。
  2. 迷宮が完成したら、相手にスタートとゴールの位置を提示する。
  3. 先攻後攻を決める。
  4. 現在居る位置(最初はスタート)に隣接するマスを指定し移動を宣言する。 壁がなければ移動は成功し、続けて移動を宣言できる。壁があった場合移動は失敗し、相手の番になる。
  5. 先にゴールにたどり着いた方が勝者となる。

引用元:ラビリンス (ゲーム)  – Wikipedia

また、雪井出との勝負では以下の点が追加されている。

  • 迷路作成の際、出入口は専用のシールを貼り、壁の数は20とされているが、20以下でもルール違反とはならない(作中で貘がシャープペンシルで迷路を作ったため、雪井出はあるイカサマにより壁の無い迷路を一度作っている)。
  • プレイヤーが作った迷路は相手に見えないよう、また相手の迷路を見ないよう互いに相手の前で迷宮入れのファイルに収め、ジャッジ(賭郎の立会人)に渡し、ジャッジは迷路をコピー。コピーした自分の迷路は返却される。

梶、貘と雪井出が勝負を行い、門倉立会人が立会いを務めた。勝負中の暴力行使禁止のルールが設けられ、貘と雪井出が対戦した際には2戦目以降に残り2戦(合計で3戦のみ)という条件が追加された。

引用元:嘘喰い – Wikipedia

立会人

門倉立会人(拾陸號)

重要な点

  • 壁の数は20以下でも問題ない。
  • ラビリンスで使用する紙は、油性マジックが重なり合うと転写される。
  • 油性マジックは消しゴムで消す(油性成分だけ消すため、色は消えていない)と、重ねたときに対象の紙に転写されない。
  • 紙の裏に油性マジックで書いても、重ねたときに対象の紙に転写される。

1回戦

賭ける対象

  • 獏…1998年11月23日
  • 雪井出…1億円

駆け引き

勝負前に、獏が必要以上に雪井出のイカサマを探りますが、目的は、ゲームで使用する紙を入手すること。あの合間に、獏は雪井出から紙を入手していました。

この紙は、油性マジックで書かれた紙を重ねあうともう一方の紙に転写されます。雪井出は、それを利用して相手の迷路を見破っていました。

しかし、このイカサマをするには条件があります。

  • 雪井出が相手の左右対称の位置に出入り口を設定すること
  • 対戦相手が油性ペンで書いていること

雪井出は勝負をする際に、相手の出入り口をうかがい自分は左右対称の位置に出入り口を設定していました。

1回戦、迷路を作成している際に、獏は「下書きしたいからシャーペンで書かせてくれ」と提案します。目的は転写させないため。

それを承諾した雪井出はシャーペンを提供します。獏はシャーペンで迷宮を記載して、そのまま提出しました。

そうして、お互いに迷宮の写しが配られました。白紙で提出して、尚且つ転写されてない写しを見た雪井出は次のようなことを疑います。

  • 獏が何も書いてない。
  • シャーペンで書いたまま提出した。

雪井出は、運よく、ゴール手前まで進みましたが、壁に当たったため獏が「シャーペンで書いた」という認識を持ちます。

獏の順番になりますが、雪井出の迷路には壁はないため、どこを選択しても出口に到着するというわけです。

作成した迷宮

獏迷宮

  • シャーペンで迷宮を記載している。
b-1

雪井出迷宮

y-1

ちなみに、雪井出の迷宮はこのようにすれば転写されます。

y-1

2回戦

賭ける対象

  • 獏…2001年4月9日(屋形越えで敗北した日)
  • 雪井出…100万円

駆け引き

この勝負での獏の目的は2001年4月9日に行った屋形越えのアリバイを雪井出に譲渡することでした。そのため、門倉立会人が勝負前に「嘘喰いは間違いなく負けるぞ」と考えていました。

雪井出のイカサマは、自分の入り口と出口を対戦相手の左右対称に設定しなければなりません。何戦も同じことをすると、対戦相手に違和感を与えてしまうため、2回戦ではイカサマはしませんでした。

お互い、ルールに則った勝負をしていますが負けたい獏はゴールしたくありませんでした。そのため、「2歩か…十分、上出来だ」や「そこはやめたほうがいい」など出口に向かわないことをよしとする発言があります。

そのまま、雪井出はゴールし獏の屋形越えのアリバイを受け取ってしまいます。

作成した迷宮

獏迷宮

b-2

雪井出迷宮

y-2

3回戦

賭ける対象

  • 獏…なし
  • 雪井出…2001年4月9日の返却+10億円+梶の失った日付の返却+ラビリンスに関わっている警察の情報

駆け引き

屋形越えのアリバイを返却する条件で雪井出は獏に再戦を申し込みます。

しかし、獏は賭けの条件を重ねに重ねます。その時の描写で獏が雪井出の足元を見ていました。あそこに違和感を感じた人もいるかと思いますが、そっくりそのまま「足元を見る」ということわざを表していたのだと考えられます。

足下を見る
【読み】あしもとをみる
【意味】足下を見るとは、相手の弱点を見つけ、つけ込むことのたとえ。

引用元:足下を見る – 故事ことわざ辞典

雪井手はしぶしぶ、条件を承諾します。また、ここで雪井出が怒り、シャーペンを破壊することでシャーペンで迷宮を作成することを防いでいます。

  • 2001年4月9日の返却
  • 10億円
  • 梶の失った日付の返却
  • ラビリンスに関わっている警察の情報

この条件で勝負を開始します。紙に迷宮を書いている際に、雪井出が紙を滑らせ、門倉立会人が紙を破棄しますが、これは雪井出の2つの思惑がありました。

  • 獏がシャーペンで書かれた紙を使用していないか確認するため。
  • その紙を門倉立会人に破棄してもらうため。

1戦目の迷宮を書いた際にシャーペンで二枚書いていることを疑った雪井出は、こうすることで紙を確認するきっかけを得ました。また、お互い紙を見たという疑惑を出し門倉立会人に紙を破棄してもらうためでもあります。

この提案が受け入れられない場合、雪井出は転写を使わずに正々堂々と勝負するつもりでしたが、獏は快く承諾しました。

迷宮を完成させ、写しを受け取り、迷宮が転写されていることで雪井出は勝ちを確信します。

順調にゴールまで進め、最後のB6→B5の移動を選択しますが、そこは壁でした。しかし、転写された情報では、ゴールに進むにはB6→B5の道しかありません。

ルール上

  • スタート・ゴールをふさぐことは禁止
  • 20以上の壁を配置することも禁止

となっておりルール違反です。しかし、獏は二つのことをして迷宮を完成させていました。

  • B1→B2の壁を消しゴムで消して転写させないようにした。
  • C2→B2の壁を紙の裏に書いて転写させた。

ということで、後攻となり、自分の迷宮から雪井出の迷宮を導き出せる獏の勝利で終了となります。

作成した迷宮

獏迷宮

  • B1→B2の壁を消しゴムで消して転写させないようにした。
  • C2→B2の壁を紙の裏に書いて転写させた。
b-3

雪井出迷宮

y-3

まとめ

図で書くとわかりやすい…。というか、解説してみてやっと意味わかった。

獏が屋形越えをなくす上で懲役ギャンブルは本当に都合のよいギャンブルでした。搦手の件もありますし、獏の屋形越えはここから動いたって感じですね。

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