どうも、くろうです。
マルチに続きまして次は宗教の勧誘です。ちなみに初めての勧誘されたのがこの一件でした。その団体が「顕正会」と呼ばれる団体です。聞いたことがあるかもしれません。当時、中高生で異常に流行っておりまわりでも何人も勧誘されたという人がいたほどです。
ちなみに、こんな不届きなページ読んでいる顕正会の方はいませんよね?功徳が下がりますよ。広告のページ押して回れ右してください。
はい、言いたいこと言いました。
マルチと宗教の勧誘で、どちらが嫌いかと言ったら宗教のほうです。理由としては、「友人を使って勧誘をしてきたから」、「自分がいいことをしていると思い込んでいるから」。ホントたちが悪い。
そんなこんなで、マルチにも宗教にも勧誘された経験があるのでその比較として見ていただければと思います。解釈が間違っている可能性もあるのでそこはご了承を。
それでは、ことの経緯から
始まりは突然の呼び出し
ことの始まりは友人からいきなり、「合わせたい人がいるから○○日来れる」と誘われたこと。最近、友人に彼女ができたらしくその子を紹介してくれるのかなーと思い、私は「オーケー」と返事をしました。あわよくば、女の子を紹介してもらえるものだと思ってました。何せクリスマスイブまでもう数日ぐらいの日付だったので。
それがまぁ、あんなわけのわからない女の話に二時間も付き合わされるとは思ってもみませんでした。
そして、当日、宗教の勧誘だとは知らずにあるファミレスに向かいました。
そこにいたのは、友人と一人の女性でした。ちなみにこの日は日曜日です。これ重要ですので覚えておいてください。
なんかわけわからないことを話し出す女
「○○君から○○君(俺)のことを聞いてぜひ会ってみたいと思ったんですよ」
会って初めて言われたのはこんな言葉。この時点で紹介してもらうんじゃないなと察した。ちなみに、この女性、かわいい子で想像しないでください。全然かわいくないので。
ある程度雑談をしていたのですが、いきなり
「運って信じますか?」
と言ってきた。この導入に脈絡なんか一切ありません。私は、「信じてるよ」と答えました。
「こんな話を信じますか?」
ここで宗教的は話タイムになる。簡単にまとめると(私の勝手な解釈なので違うかもしれません)
- 人間は潜在的に持っている運がある。これを功徳という。
- ただこの運は、前世の行いによっても上下するため、いくら自分が頑張ってもこの運を増やすことはできない。
- しかし、ある本を毎日読むことでこの運を増やすことができる。
この時点で察しました。ああ、そういうことかと。
「東日本大震災が起こったのはみんなが功徳を積まなかったから」
はぁ!?
こいつは何を言っているんだ。さすがに言っていいことと悪いことがある気がします。
これは勧誘における毎度のパターンです。功徳の説明をしてから脅しをかけて入信させるという勧誘方法を行っています。
脅しタイム
- 日本のみんなが功徳を積まなければ、いずれ日本は滅ぶ。
- 東日本大震災がその前兆であった。
- このままでは、いずれ隣国から攻め入らるため日本は滅亡する。
- だが、功徳を上げれば神風がふいて日本は助かる。
- 第三次世界大戦が起きる。
もっと言っていた気がしますが、私が覚えている限りはこのようなことを言っていました。
こんな話信じるなんてどっかおかしいんじゃないのか。病院に行ったほうがいいのではないか。そんなレベルです。おそらく、いまは熊本地震をネタにしてるのではないかと思います。
日本が滅びるなどといった話はあまりにもぶっ飛びすぎているため、とりあえず身近なことで質問しました。
「じゃあ、あんたはその徳を積んで何かいいことがあったの?」
彼女は得意げに言いました。
- 狙っていた学校に行けることになった。
- よく喧嘩していた両親が仲良くなった。
あー、はいはいよかったね
実際その学校を知っているのですが、勉強すればだれでも入れる学校ですし、両親の喧嘩についてもお前の運介入してなくね?という矛盾丸出しの主張です。
その後も彼女はいろいろ喋っていましたが、もう聞く気はなかったので覚えていません。まわりに他の信者がいないか探すのと、もしもの時に誰かに連絡をするために通話ボタンを押す準備していました。
ちなみに、友人は終始黙っていました。後から聞いたら勧誘はしたくなかったらしいです。
一つの提案
そろそろ帰りたくなったので、とりあえずこいつらとは平和的な解決をと思い、
「とりあえずその本読むから、ちょうだい、いくら?」
との提案をしました。
ですが、それはできないらしい。入信しないと本を買うことはできないと言われました。
もうその時点であれですよね。日本救う気ないですよね。誰にでも救いのチャンスを与えるべきだと思うんですけどね。
「なら、やりません。やりたいならそっちで勝手にやっててください」
この一言で終了この最悪な食事は終了しました。
そんな、パッパラパーな女に二時間付き合わされた挙句、割り勘だったことに怒りを感じながら私は帰路につきました。
その後、友人は2年ほど活動していましたが、現在は辞めました。今でも遊ぶ仲ですが、当時は縁を切ろうか悩んだぐらいです。